未勝利戦で圧倒的１番人気馬が期待を裏切ることが多いような氣がするので実際はどうなのか調べてみました。
データは２００７年の１年間です。
ここでは圧倒的１番人気馬のオッズを２．０倍未満としてみました。
１年間のレース数は３４５３。
そのうち単勝１番人気オッズ２．０倍未満のレース数は８４９。（３４．６％）
期待を裏切ったレース数は４４９。（５２．９％）
半分は期待を裏切るということが分かりました。
私が知りたいのは未勝利戦ですので
もう少し掘り下げて調べてみます。
期待を裏切ったレース数４４９のうち
新馬戦が３９
未勝利戦が２０４
５００万下 １２６
１０００万下 ４４
１６００万下 ６
オープン ３０
でした。
ではここで未勝利戦が２０４で一番多いのでやっぱり未勝利戦は期待を裏切る馬が多いと判断するのは早計でしょう。
未勝利戦はレース数自体数が多いので裏切られるレースも多いと考えられます。
そこで単勝１番人気オッズ２．０倍未満の８４９レースのクラス別レース数を調べてみると、
新馬戦 ８８
未勝利戦 ４１０
５００万下 ２０９
１０００万下 ７６
１６００万下 １１
オープン ５５
でした。
したがってクラス別での圧倒的１番人気が期待を裏切る割合は、
新馬戦 ４４．３％
未勝利戦 ４９．８％
５００万下 ６０．３％
１０００万下 ５７．９％
１６００万下 ５４．５％
オープン ５４．５％
となります。
裏切られる順番に並べると
５００万下＞１０００万下＞１６００万下＝オープン＞未勝利戦＞新馬戦という結論になりました。
未勝利戦は自分の感覚と実際とは違ってました。
むしろ裏切ってない事が分かりました。（＾＾;）
５００万クラスは人気があろうと疑ってかかった方がいいようです.
注意してもらいたいのは、単勝１番人気でオッズが２．０未満に限定して調べたらこうなったということです。
ちなみに限定しないで単勝１番人気が期待通りに勝つレースは、これも未勝利戦が多いです。
新馬戦 該当レース８９ ３４．５％
未勝利戦 同４５２ ３６．７％
５００万下 同３２２ ２８．８％
１０００万下 同１３９ ３０．５％
１６００万下 同３３ ２４．６％
オープン 同７８ ３０．２％
多い順に並べると
未勝利戦＞新馬戦＞１０００万下＝オープン＞５００万下＞１６００万下
となります。
ちなみに調べた期間が違うとこうなります。↓
参考までに。
http://keiba-data.seesaa.net/article/50619892.html
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タグ：単勝 人気 出現率
